

ーお大師様が願ったことー
初大師のお護摩が終わっての法話 今日は令和8年最初の弘法大師のご縁日”初大師”です。 皆様、よくお詣り下さいました。かつて、この山では一番のご縁日だったので2日間にわたりご縁日を行い、世話人さんが集めてきた御札で護摩壇の前が山になるほどの祈願を行っていたのだそうです。 現在では少々、お詣りが少なくなっていますが、かつて、この神崎寺では農家の主婦たる女性が中心に信仰を支えてくれて、忙しい中にも信仰を大切にして時間を都合することができたのですが、現代は女性もほとんどが勤めに出るようになり、時間が自由にならなくなった時代なので、やむを得ないところでしょう。そんな中で大寒の本当に寒い日にお詣り下さいました皆様の信仰と徳の高さに敬意をお伝えしたいです。 「よくお詣り下さいました!」 さて、お大師様こと弘法大師空海という宗教者ですが、数ある日本の歴史上の宗教者の中においては比類のないほどの実績や多くのものを現代に至るまで残してくれている存在といって間違いないことでしょう。 お大師様が伝えた密教の全てをお伝えすることは難しくて、浅学の私ではなおさら難しいところ


仏教教室シリーズ⑥ 八正道⑵
これは毎月の満月写経で行う10分仏教勉強講座の内容を保存したものです。生で聞きたい人は写経会にご参加ください。お待ちしています。 今日の写経もお疲れ様でした。 それではお坊さんの本業である仏教を伝えることを始めたいと思います(笑)。 前回は、中道と四諦、そして八正道の正見と正思惟まで学びました。覚えてますか? 中道は極端に楽を求めたり、反対に自分を追い込んでストイックに頑張るというような偏りのない状態を持てることがベストパフォーマンスを発揮する秘訣ですよって、教えで、四諦は、苦集滅道の四つで、この世は苦で思い通りになりません、そして、その原因は煩悩があることですという集、その煩悩は滅することができて、その方法が八正道ですよ。という教え。 そして、八正道は、正見、正しく見る、正思惟、正しく考える、まで学びました。 さて、本日は八正道の続きです。 ところで、八正道に入る前に十善戒のお話をしておきたいのですが、私たち僧侶が出家するときに授かる戒でもあり、私が葬儀を行うときには亡くなられた人に授ける戒でもあり、さらに、日本の道徳の基礎になっている戒でもあ


仏教教室シリーズ⑤ー四諦と八正道⑴
これは毎月の満月写経で行う10分仏教勉強講座の内容を保存したものです。生で聞きたい人は写経会にご参加ください。お待ちしています。 前回のお話は憶えている人はいますか? そう”中道”でした。不苦不楽と言われる中道ですが、かなり誤解が多いものです。例えば、「頑張ってはいけないってお釈迦さんは言っているから頑張らない。」とか、楽をしたい人の方便に成り下がっている場合があります。中道はベストパフォーマンスを発揮するためのものであって、堕落しなさいと言っているのではありません。琴の弦の喩えをお話ししましたね。 さて、中道の続きになりますが、先ほどの写経した般若心経の中にも説かれている教えです。般若心経では「無苦集滅道」というくだりですが、〝四諦”と言われる教えです。 苦 ⇒ 四苦八苦の回で勉強しました、この世は全て思い通りにならないという真理です。 集 ⇒ どうして思い通りにならないのか、それは煩悩が禍いしているから 滅 ⇒ でも、その煩悩は滅することができるのです。 道 ⇒ その方法こそが八正道という方法なのです。 つまり、この八正道を身につければ幸せに











































