神崎大師
地鎮祭・家祓い
通常、人は一生に一度の買い物といい住居を建てたり買ったりします。
その住居が新築であれば、建築の最初に行うのが地鎮祭です。土地の中心となる場所に土地の鎮めと守護となる修法を行い、建て主と土地の縁結びをいたします。
また、すでに建てられた家を購入する場合には、家の清めや時には供養と共に入居する人が安心して幸せに暮らせるように家の祈祷を家の中心において執り行います。
また、賃貸住宅におけるお祓いや不信ごとがある場合など、当山のような寺院でなくてはできないものが多くありますのでご心配な方はご相談ください。
地鎮祭
一生に一度の大事業の事始めですので、準備から最後の万歳までを丁寧に執り行います。
一つ一つが意義のある作法を行いますので、建て主さんは皆さん「やってよかった」とおっしゃいます。ハウスメーカーさんでも大工さんでも文句のいいようがないきちんとした地鎮祭を約束します。
お時間は現地に到着して準備、執行、片付けまで2時間ほど必要になります。
棟札、鎮物、幣束をお渡ししますので施工業者様が基礎打ちや上棟の際に入れてくださいます。
また、設計段階にご相談いただければ家相を鑑定することも致します。
一生に一度の事業ですから良い地鎮祭をいたしましょう。
地鎮祭の次第
ハウスメーカーさんの地鎮祭の用意が少々雑な場合が多く、地鎮祭を軽視している傾向がみられますので、現地において、必ず場所取りから設置まできちんと行います。その儀式の準備から終わりまで、建て主様や列席者の皆さまと一緒に地鎮祭を作っていきますので、古式にのっとる、きちんとした、やりがいのある地鎮祭を約束いたします。
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地鎮祭の場所決め
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施主による土いじり、結界・道場の設置
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施主家による供物整え
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地鎮祭開始
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十方結界の儀
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祝詞
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柴燈護摩供(最中に列席者全員による供養)
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家の縄張り結界
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施主による護摩灰鎮めの儀
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列席者全員による供物鎮めの儀
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施主による普請の儀
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施主による建立の儀
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施主による家内整えの儀
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乾杯の儀
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万歳の儀
家祓い
家祓いと呼ばれている家のお祓いですが、必ずしも家だけではなく、会社の事業所を設置する際や取り壊しの際にも祈祷を行います。
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中古の住宅を購入したとき
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家の取り壊しを行う前
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事業所を開設する際
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部屋で人がお亡くなりになった時
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自死者があった建物・部屋
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賃貸住宅の事故物件
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不信事が起こっている場合
井戸埋め・老木の伐採
井戸や庭木は必要な時代には人の命の元となる水を供給してくれたり、人に緑を与えて目や心を和ませてくれました。現代では住宅事情の中で維持できなくなることも多くなりました。
井戸埋め
井戸は水神様が宿り、たとえお祀りしていなくとも水を供給してくれた井戸を埋める時には水神上げの作法を行うことが必要です。
手間と費用の掛かる作法ですが、お世話になった井戸に対する礼儀ですので井戸を埋める際には水神上げを行ってください。
老木の伐採
ご自宅にあるとても古い木でご自身が生まれるよりも前から存在しているような古木は大切にしてあげましょう。50年の樹齢を超えていることが明らかな庭木など家の敷地の老木は自宅の神木かもしれません。伐採が必要な際には、感謝の意を表し、お清め作法をしてから伐採して障礙を避けてください。